問い合わせ | 現地ボイラー設備メンテナンス用 鋼管の高周波焼抜装置 検討の件

おはようございます。

今回は現地ボイラー設備メンテナンス用 鋼管の焼抜き加熱を高周波誘導加熱で行いたいという案件です。

元々この作業はガス加熱でされており、700℃~1000℃近くに必要な部分のみ加熱させるには、熟練かつ高度な技術が必要です。
作業環境もいわゆる3K(きつい、汚い、危険)で担い手の確保が難しいことから、局部を短時間に昇温させる事が得意な高周波誘導加熱に着目され問い合わせいただきました。

作業はガスバーナーの代わりとして考えておられ、いわゆる「ハンド式」と呼ぶ高周波加熱を作業者がボイラー内に入り、手に持って加熱作業をされます。
依頼社立会いでの弊社での加熱テストの結果、昇温温度、昇温スピードは問題無く一見ビジネスが成立する案件と思われましたが、メーカーの立場上案件を進めるには下記に問題がございました。

 

・対応できる業者が少なく工事単価も良いが作業自体が年2~3回と非常に少なく、費用対効果が合わない

・屋外及び同等現場での作業は装置の扱いが粗末にされやすく、トラブルに陥る可能性が高い(例:アース設置の不備で感電など)

・高周波誘導加熱装置の仕様が屋外使用に適さない。〔風雨に晒される室外(防水、防曝・・ 等)を想定した設計になっていない〕

・決まった現場で使用する業態では無く、高周波利用許可申請書が申請出来ない。

 

ある程度なら、依頼者の自己責任で対応出来たかもしれませんが、その他の事項も考慮し今回はその範疇を超えていると判断し、現状ではこの案件を進めるのを見送らせていただきました。

 

 

 

 

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