2頭式高周波ロー付け装置 | 大阪高圧ホース(株)お客様インタビュー2 | @高周波誘導加熱装置.web by(株)OET〔オーイーティー〕

お客様インタビュー:大阪高圧ホース株式会社〔2頭式油圧金具 高周波ロー付け装置〕

大阪府大東市にある大阪高圧ホース株式会社。ここ関西にも高周波メーカーは多数存在します。何故、オーイーティーの高周波ロー付け装置を選ばれるのか?担当の生産技術課 前田課長にお聞きしました。

高圧ホーストップ写真

大阪高圧ホース株式会社について

大阪高圧ホース社屋

↑大阪高圧ホース(株)殿 社屋(※HPから引用)

-まず貴社の事についてお聞かせ下さい。

大阪高圧ホースは建機・産業車輌・工作機械・・等の産業用機器高圧ホース及び油圧金具の総合メーカーです。
上記各業種トップメーカー及び、各種産業機器メーカーの油圧・空圧部品を提供しております。

http://www.okh.co.jp/


オーイーティーとは十数年のお付き合いです。








高周波ロー付け装置を使うきっかけについて

-「高周波ロー付け装置」を導入されたきっかけについてお聞かせ下さい。

弊社(大阪高圧ホース)で生産する高圧ホース金具はかなりの高圧(MAX 70MPa)が掛かり、更に気温差の大きい環境等、劣悪な環境で使用されます。
よって品質規定も厳しく少しのピンホールも許されません。作業者の技量に左右されにくい「高周波ロー付け」は約40年以上前から導入しておりました。

そのメーカーは当初、オーイーティー製ではなく、高周波焼き入れを得意とする大手高周波メーカー製であり、高周波ロー付けの品質を向上させる為にはこの装置では物足りなさを感じていた事を記憶しております。




オーイーティーはどの様に知りましたか?

現在の加熱チャート(交互方式)

↑現在の加熱チャート(タッチパネルによる操作が可能)

-「オーイ-ティー」はどの様は形でお知りになりましたか?

十数年前、仕入れ先のロー材メーカーに紹介された事がきっかけです。その当時は前身の会社でしたが、個性のある社長で見積もりの対応も速く、当時の高周波ロー付け装置に無かった機能が搭載されていました。


-それは具体的にどの様なものですか?

最適なロー付け加熱を実現するために加熱出力とタイマーが多段式に設定できる制御装置(加熱チャート)が組み込まれておりました。その加熱チャートを活かす為の高周波ロー付けノウハウも持っており、机上の空論ではなく実施テストにて証明いただける事に説得力があり、この事が装置導入のきっかけとなりました。











他の「高周波ロー付装置」と比較されましたか?

-他メーカーの「高周波ロー付け装置」と比較されましたか?

当然比較しました。他メーカーは「高周波焼き入れ」「溶解」等を得意としたメーカーが多く、高周波ロー付けに関して例えば「合金にするためには最後のなじませる加熱が重要!」など具体的に説明出来る程、高周波ロー付けに関してノウハウを持っている様には感じられませんでした。

又、オーダーメイドなので見積もりに時間が掛かるのは理解できますが、名のある大手メーカーは組織も大きく承認に時間が掛かり、回答に約1ヶ月以上かかりました。
オーイーティーの場合、翌週には見積もりをいただきました。


『補足』:
この案件はこのユーザーとは以前から取引があり、前例がある為すぐに見積り提出する事ができました。
新規案件の場合、まず弊社(OET)にテストピースをお送り願い、加熱シュミュレーションテストを行わないと仕様に対応した機種が選定出来ない為、即見積もり提出には対応出来ない事をご理解願います。




今回導入された理由

-今回の装置導入はどの様な経緯で?

新興国向けの建機用油圧金具の生産が増え、既存の高周波ロー付け装置では生産が追いつかなく事が今回の導入の理由です。

繰り返しますが、高圧ホース金具はかなりの高圧(MAX 70MPa)が掛かり、更に気温差の大きい環境等、劣悪な環境で使用されます。
よって品質規定も厳しく少しのピンホールも許されません。
これらをクリア出来る外注先を探すのはかなり困難でした。当初高周波ロー付けのノウハウがあるオーイーティーに外注依頼しましたが、様々な理由により折り合いが付かずこの話は無くなりました。

今後の生産予定を検討した結果、最終的に〔大阪高圧ホース〕社長の一声により導入が決定しました。

2頭交互方式高周波誘導加熱装置 OET-10K-2C写真

      ↑2頭交互方式高周波誘導加熱装置写真
      (OET-10K-2C)

各加熱写真

↑ワーク形状、作業性、効率を考慮した
加熱コイル





現在の稼働状況及びオーイーティーの評価について

お陰様で導入後生産にゆとりが出来、作業者への負担を減らす事ができました。
又、油圧金具には様々な形状があり、加熱ソフトだけでは最適なロー付けが出来ない場合があり、被加熱ワークに適した加熱コイル交換が必要になります。
その際、レバーを動かすだけでコイルの脱着が出来るワンタッチクランプは重宝しています。

以前はいちいちコイル取り外しに工具が必要で非常に面倒でしたから。

新しいワーク形状のロー付けの場合、既存のコイルではうまくいかない事があります。その際のコイル設計・製作の対応は迅速です。

-いいところばかりですね?

あえて言わしていただくと、社長が個性的であることろですかね!?「良い」「悪い」と忌憚なく言われるので、人の相性についてもはっきりしてしまうところでしょうか?(笑)




高周波誘導加熱メーカー選びのコツについて

-高周波誘導加熱メーカー選びのコツについてお聞かせいただけますか?

まず、とにかく色々な高周波メーカーと会って比較検討してみる事です。その対応力や回答内容で何が得意分野でどれだけ実績と経験があるか?
わかりますから。
最初の対応が後々のメンテなどの対応力にも現れてきますしね。

あとユーザー側も高周波誘導加熱の事をある程度勉強しておくべきです。
装置導入への打ち合わせの際にスムーズに進める事が出来るのは当然の事ですが、ある程度高周波誘導加熱の事を知っておく事で装置運用の際、ロー付け条件調整のコツを掴みやすくなり、スムーズに調整する事ができます。

ガスとは違い高周波誘導加熱は「誰でも簡単」にロー付け出来ますが、それは条件が決まったワークに対し作業者を選ばず再現性があるという事です。新たなワークに対しては当然調整が必要で、オーイーティーに相談の際にもその経験と知識が活きそれが我々のノウハウになりますから。




-大阪高圧ホース様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。


取材日時:08年1月
取材製作:取材屋







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