ガス加熱と高周波誘導加熱の比較

◆下記の表でガス加熱と高周波誘導加熱の違いを一覧票にしています。


長所 短所
ガス加熱方式 ●比較的イニシャルコストが安価

●汎用性が高い(作業者の技能による)

●あまり場所を選ばない(屋外・高所 可)





●輻射加熱の為、加熱時間が長い

●大気中への排気にて作業環境が悪くなる
(特に真夏の作業者の負担は大きい)

●輻射加熱の為、均一加熱が非常に難しく、技術が必要。(経験を要する)

●ランニングコストが高周波に比べ高い
(約倍以上)
従来型
高周波誘導加熱方式
●直接加熱で短時間で均一に加熱できる

●余分な熱源がない、クリーンなエネルギーである。

●電気制御の為、制御が簡単で正確である。


●加熱部(C.T部、コイル部)が固定式の為、加熱部を動かしての加熱ができない。

●真空管式の装置では巨大な装置になり、狭い所に設置できない。(設置場所が限定)

●ワークが大きく変わると加熱コイルの変更要
(スパナ等の工具にて取り外しによる)
弊社製品(PIH・OETシリーズ)
高周波誘導加熱方式
●PIHシリーズ-超小型で”誰でも簡単に加熱作業が出来る”卓上式高周波誘導加熱装置

●OETシリーズ-加熱部ハンド式・固定式併用又は多頭式まで対応、あらゆる加熱ニーズに対応できます。

●ハンドタイプの加熱部は自由自在に加熱ができ、ロボットへの取付に最適。

●固定式の加熱部の場合はワークに応じた他種類のワークコイル交換が簡単!
 ワークコイル脱着装置は弊社独自の商品です


●しかも地球環境に優しく、安全な作業環境が お約束できます。

●カラータッチパネル搭載、加熱チャートソフト内臓で”誰でも簡単に同一条件の”加熱作業ができます。技術・経験不要です。
(PIHシリーズはDタイプ、OETシリーズは全て)

→製品詳細へ
●PIHシリーズ-高出力、多頭式には対応していない。(OETシリーズで対応)

●OETシリーズ-外形寸法が少々大きい
(高さを大きくした)
※これはメンテナンスを考慮した設計の為

●加熱部ハンド式により加熱場所を自在に動かす事ができるが、
ガス加熱ほど自在ではない(工夫を要する)

注:ワークテスト時に、事前に複数の種類のワークを提出していただければ加熱コイルを共通して使用できる様に検討します。
 しかし、共通での使用限度があり 又、複数の加熱コイル製作費用 等を要します。














ランニングコストを下げたい!

フランジワーク

↑銅管と真鍮フランジの
ロー付けワーク

作業環境を改善するには用途により設備投資をしなければなりませんが、それ相応の効果がないと会社はOKを出さないと思います。
上記の比較一覧表ともう一例。某空調メーカーが数年前コスト削減にガスろう付けから高周波ろう付けに変更を考えた時の内容とランニングコスト、イニシャルコストの費用比較の一覧表です






例:右写真のワーク41パイ銅管と真鍮フランジをロー付けする。

ガスロウ付け 高周波ロウ付け(30kW機)
作業者 ●職人型作業者 ●未経験でも可能
1個あたりの加熱時間 ●熟練者で9.5分 ●誰でも1.5分
設備費用(イニシャルコスト) ●約150万円(手作業 治具を含む) ●約650万円
各光熱費〔ランニングコスト〕
個数:1280個/月
シャープガス :170L:44,000¥/月
酸素     :400L:49,000¥/月

合計93,000¥/月
電気代 :17,000¥/月


計17,000¥/月

●ランニングコストの差を計算ガスろう付けから高周波ろう付けに変更した場合
 (個数はガスろう付け時に生産されていた数量1280個/月で計算)


○1個あたりの短縮時間8分x1280個/月=10240分/月→1ヶ月で170時間以上短縮!

○1人あたりの人件費を50円/分で計算 10240分/月x50¥/分=512,000¥/月→1ヶ月で約51万円人件費削減!

○光熱費を93,000¥/月(ガス)-17,000¥/月(電気)=76,000¥/月→1ヶ月で約8万円光熱費削減!


合計でランニングコストが1ヶ月約59万円削減!これをイニシャルコスト返済にあてると、約9ヶ月で回収出来る事になる!!

(注):この比較表はこのワーク条件であてはまるのであって、ワークの大きさ、形状、材質、出力(ワークに合った)、利用方法などにより異なります。詳細が知りたい方はワークテストが必要になります。



この例は極端な例ですがガスろう付けはイニシャルコストが掛からない分ランニングコストが掛かり、高周波ろう付けはその逆です。

高周波ろう付けはロット数が多ければ多いほど、設備投資費を早く回収でき経費も大幅に削減できます。特殊な技術は必要なく、”誰にでも簡単に安定したロー付け”できるわけです。
ガスロー付けから高周波ロー付けに替えるだけでも作業環境はかなり改善されます。




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