コンプレッサ(圧縮機) 母材:鉄管+銅管のロウ付け | 高周波誘導加熱(IH)導入実例③
おはようございます。
さて今回は、高周波誘導加熱がどの様な用途で利用されているか?導入実例シリーズを紹介したいと思います。
3回目は空調設備等に使用される「圧縮機(コンプレッサ)の高周波ロウ付け装置」です。
この実例も過去の実例①、②と関連した案件です。
鉄で出来た圧縮機は銅配管と接続しており、異種合金を接続するためにはロウ付けは不可欠であり、
ガスロウ付けからタクト短縮、品質の安定・・等を目的に加熱効率の良い高周波誘導加熱によるロウ付けに製造方法をシフトした案件です。
装置詳細は下記をクリック
→コンプレッサー高周波自動ロー付け装置
↑S/C圧縮機部品Uシェル(アッパーシェル)高周波ロー付け加熱写真
装置詳細は下記をクリック
→S/C圧縮機部品Mシェル&Uシェル高周波ロー付け装置
このコンプレッサは、鉄道の空調機器に使用され、大きなモデルチェンジが無く設備として長期間使用されます。
当然、圧縮機の耐久性も家庭用と比べて必要であり頑丈な製品となります。ロウ付けもガスの場合大きな火力が必要でありその分、ランニングコスト増、品質の安定、タクト短縮が困難になります。
高周波ロウ付けはイニシャルコストが掛かりますが、ランニングコスト減少、品質安定(ボタン一つで誰でも簡単)、特に夏場の作業環境改善・・等に貢献し、費用対効果を考慮の上導入に至りました。
※ガスの自動ロー付け装置は高周波ロウ付け装置とイニシャルコストはあまり変わりません。
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