問い合わせ | 自動車部品カムシャフトの高周波焼嵌装置
おはようございます。
今回の問い合わせ依頼はカムシャフトのタマゴ型のカム部品を、治具に固定しカム部品3箇所を高周波誘導加熱で所定の温度まで同時加熱し、加熱後高周波コイルを動かしカムシャフト本体をカム部品に挿入して効率良く組み立て出来ないか?装置構想をポンチ絵で指示され依頼されました。
結論から申し上げると、依頼者の装置構想では対応困難です。
要因として、
➀加熱コイルを内面焼きを希望されるが、内径は細すぎて対応するコイルが製作出来ない。
②3箇所同時加熱でカムを全て均熱させる事が困難。又構想の仕様ではコイルの位置決めが困難
③自動車用のカムシャフトとの事だが、これまでの生産数を見込めないと想定し費用対効果を出す為に装置構想に無理がある。
などです。
装置仕様を高周波焼嵌装置の特徴に合わした仕様ならば対応可能の場合もございますが、今後の内燃機関の生産数を考えると費用対効果的に難しいかも?と考えます。
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