ロー付け(ロウ付け)にお困りの方! 特に作業環境改善・誰でも簡単にロー付作業・・等
高周波ロー付け装置導入を検討の際にどうすれば良いか?どの様な物が不向き?見積もりまでの進め方・・等
まずは下記を一読いただき、詳細は TEL・FAX・メールにて問い合わせ下さい
はじめに、ロー付け(ロウ付け、ろう付け)とは:
銀ロー、リン銅ろう、アルミニウムろう・・等により、接合する方法である溶着の一種。接合する部材よりも融点の低い合金を溶かして一種の接着剤として用いる事により、母材自体を溶融させずに複数の部材を接合させることができる。ろうを溶かすための加熱手段には、可燃性ガス加熱、高周波誘導加熱装置、連続炉などをを用いる。
当ページはガス・炉中ロウ付け等から「誰にでも簡単にろう付け」「装置の省スペース化」等が可能な
高周波ロー付け装置に変更をご検討されている方の為のページです。もちろん、高周波ロー付けで内製化を検討されている方も大歓迎です。
これまでのロウ付け方法から 高周波ロウ付けにした事により、「品質の安定・特に暑さによる作業環境の改善・ランニングコスト削減・省スペース化 等」
に貢献してきました。その実績は約20年以上になります。
その一例として、下記に代表的なロウ付け事例を掲載しております。
1:アルミのロウ付けについて
2:空調用ディストリビューターのろう付けについて(銅管+真鍮〔黄銅〕)
3:建機用油圧金具のろう付けについて【ロー付け動画あり!】(鋼材接続、ステンレス接続、鋼材+ステンレス)
4:旋盤の切削などに使用するバイトのチップのろう付けについて(ハイス・超硬+鋼材、ダイヤ+超硬・・等)
さらに下記には、その他の実績(導入実例)、高周波ロー付けに適したワークか?、
後処理不要高周波ロー付け専用フラックス・・等について掲載しております。ご参照下さい。
※当ページに興味を持たれた方は最後(一番下)まで参照お願いします。
1:アルミのロウ付けについて

↑アルミの高周波ロー付け加熱前写真
この写真は空調部品の高周波誘導加熱装置でロウ付けする際の加熱写真です。
アルミのロウ付けは材質の特性上、非常に加熱しにくく、又 ロウ材の融点と母材の融点が近く、加熱しても変色しない事から、ロウ付けする材質の中では最も困難なロウ付けと言われております。
誰でも簡単にロー付けを出来る様にするには相応のノウハウが必要です。
(例えば職人の腕の差がでるガスロー付の部品形状のままでは高周波ロー付けに不向きな場合が多く、高周波ロウ付けの特性に合った部品形状・寸法変更を要望する場合がございます。)
アルミの高周波ロー付けに関しての導入実例は下記をクリック。
→アルミニュームの高周波ロー付け装置
→アルミのアキュームレーター高周波ロー付け装置

↑高周波誘導加熱によるアルミ加熱導入事例集
高周波誘導加熱によるアルミ加熱事例集を掲載!
メールでのお問い合わせの方は→お問い合せフォームへ お電話・FAXの前に必ず→こちらをクリックして下さい。 |
2:空調用ディストリビューターのろう付けについて

↑ディストリビュータの高周波ロー付け
ワークセット写真(加熱前写真)
この写真は複数の銅管と真鍮(黄銅)製のベース部品のロウ付けです。
赤丸内がろう付けする部分です。(※白いリングは高周波出力部 加熱コイル)
この部品形状のろう付けもガスろう付けでは問題点があって、高周波ロー付けに移行した案件です。
移行した理由は、これだけ複数の穴が開いているとガスロー付けでは温度にバラツキが生じやすくなります。ガスでは1本ずつしかロー付け出来ず、少しでも作業がもたついてしまうとロー付けしたロー材が再度溶けてしまい必要な穴を塞いでしまう事が度々ありました。
この事から職人の技量に頼るガスロー付けでは品質を安定しつつ生産数の向上には人材によるバラツキが大きく限界があります。
そこでディストリビュータ部品を誰でも安定して均一加熱出来る高周波ロー付け装置はこの様になります。(下記をクリック)
→空調用ディストリビュータの高周波ロー付け装置
尚、当案件の様に「銅+真鍮」とのロー付けに適した「高周波ロー付け専用 後処理不要
フラックス〔弊社独自〕」を販売しております。
※このワークのロウ付けにも使用!詳細は下記をクリック↓
3:建機用油圧金具のろう付けについて
↑■ロー付け動画(再生時間:1分31秒)
この動画は建機用油圧金具の高周波ロー付け装置です。
リードタイムの短縮を図る為、ロー付けワークを搬出ローダー(ロボット)により大幅にリードタイムが短縮した装置です。
詳しくは動画及び下記をクリック願います。
→4頭交互方式高周波ロー付け装置
4:旋盤の切削などに使用するバイトのチップのろう付けについて

↑バイトのチップ 高周波ロー付け加熱写真
この写真はバイトのチップとシャンクを高周波誘導加熱装置でロウ付けする際の加熱写真です。
数十秒後(ワークにより時間差あり)で右記写真の様に加熱されます。
この様な”必要な部分だけ均一に加熱”は高周波誘導加熱装置の特徴です。
又、高周波ロー付けは非常に加熱効率が良く、輻射熱によるガス加熱に比べ暑さによる作業環境悪化の軽減をする事が出来ます。
※輻射熱:弊社なりの解釈は空気を介して熱が伝わる熱源。
特にガスバーナーは汎用性が高いのですが、均一加熱は熟練の技術が必要ですし、
又、夏場のガス加熱は輻射熱の影響も甚大で過酷であり、その作業環境下での品質の安定も困難となります。
高周波ロー付けは、材質の自己発熱で加熱されるので、
ガスロー付け等に比べ作業者の負担軽減も高周波ロー付けの長所です。
その他 高周波ロウ付けの導入実例(実績)一覧
※機密保持契約等により、紹介出来ない事例が多数ございます。ご了承願います。


↑省スペース型高周波ロー付け装置
(超硬工具、ダイヤ工具、超硬チップ等 )
□ 超硬工具の高周波ロー付け装置
□ ダイヤモンド工具 高周波ロー付け装置
□ 冷蔵庫内エバポレーターの高周波ロー付け装置
□ 放電加工機 電極プラグの高周波ロー付け装置
□ アルミニュームの高周波ロー付け装置
□ デスビ高周波ロー付け装置(交互方式)
□ 4頭交互方式油圧金具の高周波ロー付け装置
□ 2頭式油圧金具の高周波ロー付け装置
□ 昇降式高周波ロー付け装置
□ アルミのアキュームレーター高周波ロー付け装置
□ 二方・三方弁高周波ロー付け装置
□ 空調用ディストリビューターの高周波ロー付け装置
□ S/C圧縮機部品Mシェル&Uシェル高周波ロー付け装置

↑釘打ち部品のロボットによる高周波ロー付け装置
□ 床暖房 給湯用へッダー部品 高周波ロー付け装置
(交互方式)
□ 給湯器温度センサ金具 高周波ロー付け装置
□ エジェクター高周波ロー付け装置
□ エアコン圧縮機の高周波ロー付け装置
□ 超硬チップ 高周波ロー付け装置
□ 旋盤用(超硬、ハイス)バイトの高周波ロー付け装置
□ 混合水栓 高周波ロー付け装置(交互方式)
□ 超硬ビットの高周波ロー付け装置
□ 発電機巻線の高周波ロー付け装置
その他 多数
ご依頼のワークは高周波ロー付けに適したワーク?
(注)高周波ロー付けをご検討のワークは形状的に適していない事が多くございます。
場合によっては高周波ロー付けに適した部品形状に設計変更を要望する場合がございます。
詳細については下記をクリック!
→高周波誘導加熱で加熱しにくい ワーク形状②
※尚、材質・形状・・等によって高周波ロー付けの可否に差がございます。明確に答えを出すにはワークテスト(ロー付けテスト)が必要です。
又、少量生産の場合、高周波ロー付けでは費用対効果が合わない場合がございます。
もし、多品種少量生産にて高周波ロー付け装置の導入を検討される場合は、下記までお問い合わせ願います。
後処理不要高周波ロー付け専用フラックスについて
特に「銅+真鍮」とのロー付けに適した「高周波ロー付け専用 後処理不要フラックス〔弊社独自〕」について詳細は下記をクリック!
→ロー付け後処理不要 高周波ロー付け専用フラックスについて
●問い合わせ→見積もり→オーダー→納品までの進め方 ここまでご覧いただきありがとうございます。 当サイトをご覧いただき問い合わせを希望の方は下記をクリック願います。 又、お互い円滑に進められる様、お問い合わせからオーダーを受け製作・納品に至るまでの流れをまとめました。 1:お問い合わせフォーム・TELにてお問い合わせいただく。 (電話での問い合わせの場合はチェックシートを用意しているので、事前にチェックいただきお問い合わせ下さい →そのほうがスムーズに打ち合わせ出来ますのでご協力願います。) 2:内容を把握し、ご要望に応えられると判断した案件に対しテストピースを弊社へ発送していただく。 3:弊社で事前加熱テスト。指定の加熱温度、加熱タクト、作業性をシミュレーション。 4:弊社でお客様立ち会いのもと、加熱テストを行い、詳細仕様を打ち合わせ後お見積もり。 5:オーダー確認後、弊社で装置仕様書(承認図)を作成しお客様の承認次第、製作開始。 6:装置が完成しましたら、弊社にてお客様装置立ち会い確認いただく。 7:お客様装置立ち会いにて装置了承いただきましたら納品。 おおまかな流れはこの様になります。 |
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装置の特徴で誰でも簡単ロー付けを可能にする、
加熱チャート(加熱ソフト)、ワークとワークコイル(加熱コイル)の関係については→こちらへ